「5番・一塁」に定着も“来日問題”解消せず
巨人は17日、ジャスティン・スモーク選手(34)が退団し、アメリカに帰国すると発表した。今後はウエイバーの公示の手続きが進めらる。
スモークはMLB通算196本塁打を誇るスイッチヒッターの大砲で、今シーズンから巨人に加入。新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れていたが、4月27日に一軍初登録されると、デビュー戦でいきなりマルチ安打をマーク。「5番・一塁」に定着し、ここまで34試合に出場して打率.272、7本塁打、14打点の成績を残していた。
しかし、スモークは「新型コロナウイルスの影響で家族が来日できない状況は私にとってつらく、米国に帰国して家族と過ごすという決断をしました」と球団を通じてコメント。コロナ禍で未だに来日できていない家族の存在を挙げて退団に至った理由を説明した。
続けて、「精一杯プレーしているチームメート、ファンの方々には申し訳ない気持ちです。監督をはじめチームには親身に接して頂き、感謝しています」と、約2カ月間を共に過ごした“ジャイアンツファミリー”に感謝を述べた。