代表発表前日の試合で負傷
NPBエンタープライズは18日、7月23日に開幕する東京オリンピックに向けた野球日本代表の内定選手から出場選手を変更したことを発表。2019年の『プレミア12』優勝にも貢献した広島の會澤翼捕手が「左下腿腓腹筋挫傷」で出場辞退となり、阪神の梅野隆太郎捕手を追加招集することになった。
今回のメンバー変更を受け、野球日本代表を率いる稲葉篤紀監督は「會澤選手のケガに関して残念です。こればかりは仕方ないですが、彼の思いも共に戦います。1日でも早いケガの回復を願っています。また、梅野選手にはこのような事態でも快く引き受けてくれたことに、心から感謝をしています。守備面で安定感もありますし、打撃・走塁面も含めて期待しています」と、両者向けてコメントした。
會澤は15日の西武戦で挟殺プレーの際にそれたボールに飛びつき左足を痛め、そのまま負傷交代。翌日に発表された日本代表内定選手には名を連ね、稲葉監督は「球団関係者の報告を待っているところなので、話を聞いてから今後色々と決めていきたい」と語っていた。
出場辞退となった會澤と、追加選出された梅野のコメントは以下の通り。
▼ 出場辞退
27 會澤 翼(広島)
夢でもあったオリンピックの代表内定選手に選んで頂きありがとうございます。
ケガをしてしまい、稲葉監督はじめ関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。
出場することは叶いませんでしたが、野球日本代表が金メダルを獲れるように心から応援してます。
▼ 追加選手
7 梅野隆太郎(阪神)
日本代表の一員として戦えることを凄く誇りに思いますし、感謝しています。
チームのために金メダルを目指して精一杯頑張ります。