交流戦絶好調が一転…
DeNAは先発の濵口遥大が今季最短となる2回1/3を7失点で再び最下位に転落した。
濵口は初回に味方が先制点を奪った後の2回、二死1、3塁から広島の先発投手の玉村昇悟に打たれ同点。続く3回には野間峻祥、小園海斗に連打を浴び、鈴木誠也に四球を与え無死満塁とされ、松山竜平にも四球を与え勝ち越しを許す。さらに坂倉将吾に2者連続で押し出し四球を与えると、林晃汰には走者一掃の左中間二塁打を浴び6失点。一死後に玉村に四球を与えたところで降板となった。
交流戦で2勝を挙げて、12球団トップタイの防御率0.90と絶好調だった濵口だが、この試合はまさかの大乱調で今季最短となる2回1/3を7失点でマウンドを降りた。
18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「(前の試合で)完封した後だからせめて2、3点くらいでおさえてもらわないと…」とまさかの大乱調に絶句。「コントロールが悪いピッチャーというのはこういう時はストライクが入らないから甘く甘く入ってしまう。それをやられてしまった」と振り返った。MCを務めたベイスターズOBの野村弘樹さんも「ボール球が多いピッチャーだけどフォアボールさえなければスタミナもパワーもあるので粘れる。そこは改善しなければいけない」と苦言を呈した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』