完全復調を予感させる本塁打
巨人の丸佳浩が5号2ランを含む3安打の活躍でチームを勝利に導いた。
18日から1軍に復帰した丸は、初回にライト線の二塁打を放つと6回の第3打席にも右前打を記録。1点リードの8回の4打席目には一死1塁で藤浪晋太郎の151キロ直球をバックスクリーンに5月22日の中日戦以来となる5号2ランを放った。
19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた片岡篤史さんは「今日の3安打はいずれも丸らしい非常に鋭いスイングが戻ってきた」と称賛。藤浪から打った本塁打について「これまで真っすぐを狙ってなかなか仕留められなかったんですが、このホームランは本来の丸のセンターに打球を飛ばすスイングに近づいてきた」と説明した。「ジャイアンツがこれらからタイガースを追いかけていくには丸の復調が欠かせない」と今後の活躍にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』