藤浪投入の継投策が裏目に
阪神は同点の7回に2番手・藤浪晋太郎が一気に4点を失い接戦を落とした。
阪神は6回に5番・佐藤輝明の19号ソロで試合を振り出しに戻したが、6回6安打2失点(自責点1)と粘投した先発・アルカンタラのあとを受けた2番手・藤浪が誤算。二死満塁から4番・ビシエドに押し出し四球を与え決勝点を献上すると、続く堂上に走者一掃の3点適時打を浴び、2/3回2安打3四球4失点の乱調で2敗目(3勝)を喫した。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた池田親興さんは藤浪の内容について「やっぱりフォアボールのタイミングが悪いというか…球自体は本当に素晴らしいのですが」とコメント。「相手の福谷が7回まで12安打されても粘っていけばなんとかなるという投球を目の前でやっているわけじゃないですか。(藤浪も)やっぱり単調になりすぎたり、フォアボール気にしすぎたり、自分の持っているものをもっとポジティブにやっていってほしいですね」とアドバイスした。
同じく解説を務めた高木豊さんは阪神の課題である7回のリリーフ要員について「藤浪がはまってくれればいいんだけど、まだまだギャンブル的な要素が多いピッチャーなので今日は裏目に出てしまった」と振り返った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』