ニュース 2021.06.25. 06:44

首位・阪神を支える扇の要 かつての名捕手・谷繁氏が見た梅野隆太郎の“進化”

無断転載禁止
阪神・梅野隆太郎 (C) Kyodo News

「相手打者が梅野を意識しなければいけなくなってきている」


 阪神が敵地でカード勝ち越し。

 侍ジャパン・稲葉篤紀監督が視察に訪れた試合で、梅野隆太郎が攻守に存在感を発揮した。




 まずは3回表、先頭でライトへの安打を放つと、2番・中野拓夢の犠飛で先制のホームイン。攻撃で突破口を開くと、守りでは先発ジョー・ガンケルを巧みにリード。動くボールを軸に、凡打の山を築いていく。

 結局、ガンケルが7回6安打・無四球で5奪三振の好投を見せると、その後は及川雅貴から岩貞祐太というサウスポーを導いて完封リレー。

 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷繁元信氏も、この日の「梅野のリード」に熱い視線を送っていた。



 取り上げたのが中日の3番・高橋周平との対決。「初回、高橋に対して1ストライクからインサイドに行ったボールを右中間に二塁打。うまく打たれたので、キャッチャーとしてはそこを消したがるんですよね。でも、3回の第2打席、二死一・二塁で初球をインサイドから入るんですよ」と、前の打席で打たれた相手に対しての攻め方に注目。

 「バッターも打った球は多少消しますよね?なので高橋はおそらくアウトコースのボールを狙いに行ったところ、梅野はインサイド、インサイド、インサイドと3球攻める。その分、打ったボール(4球目)はちょっと甘いんですけど、踏み込みもちょっと甘くなって打球の弱い二ゴロになった」と、元捕手ならではの視点から序盤のキーポイントを分析した。


 谷繁氏はつづけて、「梅野の配球でこういうケースが増えてきているんですよね。相手打者が梅野を意識しなければいけなくなってきている」と語り、打者を“対投手”に集中させていないことも、完封リレーの要因になったと解説。

 強肩強打だけでなく、リード面でも進化を見せている虎の扇の要。東京五輪に挑む侍ジャパンメンバーにも名を連ねた30歳の今後が楽しみだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

【PR】阪神タイガースを観戦するなら「DAZN Baseball」

球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神。近本光司ら充実の野手陣と、期待の左腕、門別啓人や新加入のゲラなど投手陣にも戦力に厚みが加わり死角はない。

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西