會澤不在の現在も含め、次世代の扇の要は誰に…?

◆ 解説者が挙げた正捕手の最有力候補は…?

 広島は本拠地でヤクルトを相手に同一カード3連敗。先発の高橋昂也がなんとか6回3失点で粘投したものの、この日は打線が6安打1得点止まりで、借金が今季ワーストを更新する「15」に膨らんだ。

 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、番組MCを務める高木豊氏が「個人的な意見だけど、扇の要をコロコロ替えるのがスキじゃなくて…」と、解説陣に低迷する広島の捕手起用についてコメントを求めた。

 今季の広島は會澤翼が最多24試合でスタメンマスクを被っているものの、故障離脱の影響などもあって複数の捕手を続々と起用。坂倉将吾がチーム2番目に多い23試合で先発マスクを託されているが、今季は大卒2年目・石原貴規の出場機会も増加。このカードは第1戦から順に石原・坂倉・石原と2人の捕手を併用し、3戦目に関しては坂倉を「5番・一塁」、中村奨成を「7番・左翼」でスタメン起用し、合計3人の“捕手”がスタメンに名を連ねていた。

 同番組にスタジオ出演した谷繁元信氏は「色々と変わっているのもそうですけど、違うポジションを守らせるじゃないですか。僕はその点がみんな不安なんじゃないかな」と、坂倉と中村奨を野手としても同等に起用する采配を疑問視。「プランと言うか、そういうものを感じられない。結局、その場しのぎというか…。いましのいでる、そう感じる」と、中長期的にみたプラン不足を指摘した。

 同番組に電話出演した平松政次氏は「バッティングも総合的に見て坂倉がナンバーワン。一塁で使ったり打撃を買っているわけだから、坂倉を育てていかなきゃいけないと思う。會澤もある程度年齢がきてるし、今後は坂倉を中心にしたほうがチームがまとまるんじゃないかな」と持論を展開。正捕手候補については谷繁氏も「トータル的に現状では坂倉だと思う」と同調した。

 25日の予告先発として発表されている玉村昇悟は、4月29日のプロデビュー戦から2試合続けて石原と組んでいたが、直近3試合はいずれも坂倉とバッテリーを形成。連敗ストップのマスクを託されるのは一体誰になるのか…。この試合だけにとどまらず、シーズンを通して広島の捕手運用には注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

藤田皓己 の記事をもっと見る

【PR】広島東洋カープを観戦するならJ SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンド「野球パック」

昨季は歴史的な大失速でCS進出を逃した広島。貧打解消へドラ1・佐々木泰ら若手野手の台頭、さらには新外国人選手の活躍に注目!

J SPORTSオンデマンド「野球パック」は、月額1,980円(税込)で広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの主催試合などが視聴できるプランです。

さらに、中日ドラゴンズの一部主催試合、J SPORTSオリジナルの野球番組や侍ジャパン公認番組も楽しめます。

POINT

広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズの主催試合はすべて視聴できる!

② 25歳以下の方は「U25割」が適用されるため、料金が半額に。

テレビやスマホ、タブレットなどさまざまなデバイスで動画配信を楽しめる。

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む