巨人のメルセデス(C)Kyodo News

◆ 直接対決制した巨人が5連勝で2位に浮上

 2位ヤクルトと3位巨人による直接対決。お互いに4連勝中と好調な両チームの対戦は、先発のC.C.メルセデスが7回1失点と好投した巨人が7−1で快勝し、5連勝で2位に浮上した。

 巨人は2回、二死走者なしから7番・北村拓己がヒットで出塁すると、8番・大城卓三が2ボールから石川雅規が投じた3球目の変化球を右翼席に運び、2点を先制。さらに3回には、一死からゼラス・ウィーラーと丸佳浩が連続四球で出塁すると、目下打点王の4番・岡本和真がセンターバックスクリーンへの20号3ランを放ってリードを広げた。

 投げてはメルセデスが6回まで2安打無四球と安定したピッチングを披露。その好投に打線が応え、7回表には大城の二塁打から好機を作り、松原聖弥の犠飛と岡本の適時打で加点。その直後の7回裏に山田哲人、村上宗隆、オスナの3連打で1点を失ったが、後続をしっかり抑えると、8回を畠世周、9回を戸田懐生が無失点に抑えて試合は終了した。

 好投したメルセデスが今季3勝目を挙げ、岡本は打点を「63」まで伸ばし、2位につける村上との差を「13」に広げた。

もっと読む