○ 楽天 5 － 1 ソフトバンク ●
＜9回戦・楽天生命パーク＞

　楽天が2厘差だったソフトバンクに快勝。2連勝で貯金を再び「5」とし、ソフトバンクと入れ替わり単独2位に浮上した。

　楽天は0－0で迎えた2回、ソフトバンク先発・石川に対し無死満塁の好機を作るも、8番・太田、9番・辰己、1番・小深田が3者連続三振。大チャンスを生かせず嫌な雰囲気だったが、続く3回、先頭の2番・鈴木大が右中間突破の三塁打でチャンスメイクし、3番・浅村が先制となる5号2ランを左翼席へ運んだ。一死後、5番・岡島が再び二塁打を放つと、続く茂木は中前適時打。3回だけで4本の長単打を集中し3－0とリードを広げた。

　4回は浅村が猛打賞となる右前適時打を放ち4点目。7回は辰己が中前打適時打を放ちダメ押しとなる5点目を加えた。

　先発の則本昂は立ち上がりから安定した投球。4点リードの5回にソロ本塁打で1点を返されたが、毎回の7奪三振をマークし勝利投手の権利を得た。6回以降もテンポ良くアウトを重ね9回114球、5安打1失点、10奪三振無失点の快投で6勝目（3敗）。完投勝利は2018年以来、3シーズンぶりとなった。