リーグ4番目の得票数、DH部門ではダントツ
MLBは27日(日本時間28日)、7月13日(日本時間7月14日)に開催されるオールスターゲームのファン投票・一次ラウンドの結果を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「ア・リーグ指名打者」部門で2位に約120万票差をつけるダントツの最多得票で、先発メンバーを決める決選投票に進出した。
MLBのオールスターファン投票は、2019年から二段階制を採用しており、一次ラウンドで各ポジションの候補者を絞り込み、二次ラウンドでスタメンに名を連ねるメンバーを決める方式。
大谷はアメリカン・リーグの指名打者部門でノミネートされ、一次ラウンドでレッドソックスのJ.D.マルティネス、アストロズのジョルダン・アルバレスらを抑えて、同部門最多の196万1511票を獲得した。
ア・リーグ最多得票は大谷と本塁打王争いを繰り広げているヴラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)の270万4788票で、捕手部門のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)が215万968票で2位、マイク・トラウト(エンゼルス)が208万4542票で続き、大谷はリーグ4番目の得票数だった。
今後はアメリカ東部時間の28日12時(日本時間29日1時)からMLB公式サイトなどで二次ラウンドの投票がスタートし、同7月1日14時00分(日本時間2日3時00分)に投票終了。同日中にオールスターゲームの先発メンバーが発表される。なお、ファン投票以外の出場選手も含めた参加選手の名簿は、7月4日(日本時間7月5日)に発表される予定となっている。
大谷はメジャー移籍1年目と2年目にもノミネートされていたが選出されておらず、日本人野手ではイチロー、松井秀喜、福留孝介以来4人目となる球宴出場を目指している。
今季のオールスター開催地は打者有利とされている高地にあるコロラドのクアーズ・フィールドで、大谷は既にオールスター前日のホームランダービーへの出場を表明済み。夢の祭典での活躍にも期待が膨らむ。