腰の手術を乗り越え半年で復帰
巨人は28日、育成選手だった直江大輔投手(21)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「054」から、入団時に背負っていた「54」に変更となる。
直江は松商学園高から2018年のドラフト3位で巨人に入団。2年目シーズンだった昨年8月に一軍デビューを果たし、計3試合(12回)に登板し0勝0敗、防御率3.00をマークしていたが、シーズン終了を待たずに椎間板ヘルニアの手術を敢行。今季は育成契約を結んでリハビリスタートとなっていた。
3ケタ番号を背負って幕を開けた3年目の今季は、7月24日のヤクルトとのファーム公式戦で完封勝利を挙げるなど全快ぶりをアピール。育成再契約から、わずか半年で支配下復帰を勝ち取った。
支配下復帰の知らせを受けた直江は、「昨年の手術から8か月が経ち、ようやく支配下に戻ることができました。支えていただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と球団を通じて感謝のコメントを発表。「シーズン後半戦ではしっかりと一軍戦力になれるよう、今まで以上に練習に取り組んでいきたいと思います」と一軍での活躍を誓った。