1000万円以上の支援を受けて実現
29日に楽天生命パークで行われた楽天-日本ハム戦の試合前に始球式が行われ、東北地方出身の女性タレントによる9人組レッスン生グループ『いぎなり東北産』の桜ひなのさんが登板。大きく振りかぶって投じたボールは右に外れたものの、ノーバンで太田光のキャッチャーミットに収まった。
登板後、桜さんは「始球式は人生初の経験で、これまで自分が始球式の舞台に上がる事は想像もできなかったので、とても緊張しました」と振り返り、「キャッチャーの太田選手までしっかりと届けることを目標に本番までたくさんの練習を重ねてきて、無事にノーバウンドで投げることができたのでよかったです」と、目標達成を喜んだ。
今回の始球式は、ファンと共にイベントやグッズを作り上げるプロジェクトを紹介する球団の共同購入サイト「FANS’プロジェクト」にて実施された始球式挑戦権をかけたクラウドファンディングによって実現。3月27日から5月25日までに100万円の支援を得ることが目標だったが、最終的に1154万1500万円の支援が集まった。
そういった背景もあり、桜さんは「ずっと夢だった始球式に出させていただけたのはファンの皆さん、楽天イーグルスの皆さんのおかげだと思いますし感謝の気持ちでいっぱいです。これからも東北を盛り上げていけるようにファンの皆さん、楽天イーグルスの皆さんと一緒に頑張ります」とコメント。感謝の思いを伝えつつ、今後のさらなる活躍を誓った。