広島・九里亜蓮

● 巨人 0 - 1 広島 ○
<13回戦・東京ドーム>

 広島が息詰まる投手戦を制し巨人の連勝を「8」でストップ。8回途中までノーヒットに抑えられる苦しい展開だったが、野間峻祥が値千金の決勝ソロを放ち、3投手による完封リレーで最少得点差を逃げ切った。

 打線は立ち上がりからゼロ行進だったが、先発の九里亜蓮が「先に点をやらない、その気持ちだけをもって投げていた」と力投。走者を背負ってからもゴロアウトを誘う粘り強い投球で、7回まで無失点投球で巨人打線を抑え込んだ。

 援護したい打線は相手先発・山口俊の前に7回までノーヒットに抑え込まれていたが、8回一死無走者の場面で7番・野間峻祥がカウント1-2からやや甘く入ってきた149キロを強振。今季1号ホームランとなる弾丸ライナーを右翼スタンドへ叩き込み、これが決勝弾となった。

 苦しい試合運びのなかで初めてリードを奪った広島は、8回裏に先発の九里が二死一・二塁のピンチを招いたものの、ワンポイントリリーフの2番手左腕・バードが3番・丸佳浩を右邪飛に打ち取りピンチ脱出。9回はルーキー守護神の栗林良吏が岡本和真と坂本勇人を連続三振に斬る圧巻の3人切り。九里が今季6勝目(5敗)、栗林が15セーブ目(0勝1敗)を手にした。

 決勝ホームランを放った野間について、佐々岡真司監督は「的が絞れずノーヒットの中で大きな一発だった。調子が良くて使ってましたけど、まさか一発というのは考えてもいなかった」と驚きも交えつつ称賛。

 野間にとっては2019年7月26日のヤクルト戦(神宮)以来、2シーズンぶりの一発が値千金の決勝弾となった。

この記事を書いたのは

藤田皓己

藤田皓己 の記事をもっと見る

【PR】広島東洋カープを観戦するならJ SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンド「野球パック」

昨季は歴史的な大失速でCS進出を逃した広島。貧打解消へドラ1・佐々木泰ら若手野手の台頭、さらには新外国人選手の活躍に注目!

J SPORTSオンデマンド「野球パック」は、月額1,980円(税込)で広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの主催試合などが視聴できるプランです。

さらに、中日ドラゴンズの一部主催試合、J SPORTSオリジナルの野球番組や侍ジャパン公認番組も楽しめます。

POINT

広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズの主催試合はすべて視聴できる!

② 25歳以下の方は「U25割」が適用されるため、料金が半額に。

テレビやスマホ、タブレットなどさまざまなデバイスで動画配信を楽しめる。

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む