○ レッズ 5x - 4 パドレス ●
<現地時間7月1日 グレートアメリカン・ボールパーク>
レッズが1点を追う9回裏に劇的なサヨナラ勝ち。パドレスはここまでメジャー最多の25セーブを挙げているマーク・メランソン投手(36)が9回に2点を失い、連勝は「3」で止まった。
パドレスは1-3と2点を追う7回、代打・ファムの2点適時打で同点。8回は5番・ホスマーの三ゴロが適時失策を誘い4-3と逆転した。
1点リードの9回裏は抑えのメランソンに託したが、一死後、8番・ファーマーに同点のソロ被弾。なおも一死一塁で、1番・インディアに許した左中間寄りの飛球を左翼・プロファーが落球(記録は二塁打)。一死二、三塁のピンチのピンチを招いた。2番・ウインカーは二ゴロに仕留め二死まで漕ぎつけたが、続くリーグ首位打者のカステラノスを申告敬遠で歩かせたあと、満塁で4番・スティーブンソンに痛打。サヨナラの適時打を右翼線へ運ばれ、メランソンは今季初黒星を喫した。
この日は同地区2位のドジャースがナショナルズを下し、同地区首位を走るジャイアンツに続きシーズン50勝に到達。パドレスもレッズを下せば50勝到達だったが、守護神が崩れ遅れをとる形となった。
今季のナ・リーグ西地区はハイレベルで、ジャイアンツとドジャースはシーズン100勝ペースをキープ。3位のパドレスもこの日は敗れたが、ここまで49勝34敗で貯金15を記録している。