2021.07.02 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 7 | 終了 | 1 | 阪神タイガース |
マツダスタジアム |
2回以外は完璧、不運な内野安打からまさかの展開…
阪神の西勇輝投手(30)が2日、敵地・マツダスタジアムでの広島戦に先発登板。2回に打者一巡の猛攻を受け、4回7安打7失点で降板した。
NPB通算100勝に王手をかけ臨んだ得意の広島戦。初回は3者凡退に打ち取る好スタートを切ったが、2回、先頭の4番・鈴木誠に内角のツーシームを上手く打たれ、左翼へのソロ被弾で1点を失った。
その後、二死二塁となり、8番・安部は申告敬遠。安全策で相手先発の9番・玉村との勝負を選択したが、ボテボテの打球が内野安打となり二死満塁とピンチが広がった。1番・菊池涼には左前への2点適時打を許し3失点目。続く西川には中前適時打を浴び4点目を失った。3番・小園には自らを強襲する内野安打を許し再び二死満塁。この回だけで2度目の対戦となった鈴木誠に、今度は走者一掃の3点適時二塁打を左中間へ運ばれ瞬く間に7失点となった。
直後の打席で意地は見せた。3回表、先頭打者として左中間を破る二塁打で出塁。しかし、後続の上位陣が倒れ反撃ムードを作れなかった。
西は3回、4回と再び2イニング連続3者凡退をマークし、0-7で迎えた5回表、2度目の打順が巡ってきたところで代打を出され降板。結局、走者を許したのは大量失点の2回だけで、通算100勝は次戦以降へ持ち越しとなった。