現地3日、フィリーズ戦に先発したダルビッシュ

フィリーズ - パドレス
<現地7月3日 シチズンズ・バンク・パーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は3日(日本時間4日)、敵地でのフィリーズ戦で今季17度目の先発登板。6回6安打4失点でリードを許して降板し、今季8勝目および黒田博樹氏に並ぶメジャー通算79勝目はお預けとなった。

 天候不良の影響で試合開始が2時間遅れた一戦。パドレスはマチャドの13号2ランで先制し、ダルビッシュは2点の援護を受けて初回のマウンドへ。1回は1番・エレーラ、2番・セグーラを連続三振に斬るなど上々の立ち上がりを見せたが、2回先頭の4番・ハーパー、6番・ホスキンスにソロホームランを被弾しリード消滅。いずれも甘く入った初球のフォーシームを完ぺきにとらえられ、打った瞬間それとわかる特大弾だった。

 3回以降も抜け気味のボールが散見され、ダルビッシュは首を傾げながらの投球。4回途中には45分間におよぶ降雨中断もあり難しいコンディションだった。

 打線の援護がなく、2-2の同点で迎えた6回、一死無走者から3番・リアルミュートに右翼フェンス直撃の三塁打を許すと、続くハーパーには初球を右犠飛とされ、あっさり勝ち越し点を献上。さらにマカッチェン、ホスキンスにも連打を浴びて4点目を失った。

 この日は中軸を相手に甘く入ったボールを痛打され失点するパターン。味方打線は相手先発・エフリンの前に2回以降ゼロ行進と抑え込まれ、6回には一塁手・ホズマーがファウルフライを見失うなど、バックとも噛み合わなかった。

 ダルビッシュは6回(98球)を投げて、6安打4失点、1四球8三振の内容で、2点ビハインドのまま降板。日本人投手のMLB通算勝利数では歴代2位の79勝を挙げた黒田博樹氏まで1勝に迫っていたが、こちらも次回登板以降に持ち越しとなった。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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