優勝争い演じるチームの救世主となるか!?
楽天は4日、金銭トレードで巨人から炭谷銀仁朗捕手を獲得したことを発表した。
楽天は今季、石井一久新監督の下で目下パ・リーグの2位と優勝争いを演じているが、ここにきて連敗も目立つなど、好調な首位・オリックスを追いかける展開となっている。
今回のトレードに関して、同日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦さんは「おそらくバッターと駆け引きできるキャッチャーが欲しかったのだと思う。ピッチャーの良いところを引き出したり、打撃で貢献できるキャッチャーはいるけど、相手のバッターと駆け引きしながらピッチャーの良いところを引き出す部分が若干足りない」との見解を示し、「その辺の物足りなさを監督は感じていたんだと思う」と続けた。
現役時代、自身も捕手として活躍した大矢さんは「ベテランのキャッチャーだと、横に立っているバッターが何を考えているかとか、こういうボールの方が裏をとれるとか駆け引きができる」とも指摘。岸孝之や涌井秀章など、西武時代にバッテリーを組んでいた投手もいるなか、4ゲーム差となったオリックス追撃の狼煙を上げるような活躍を見せることができるのか、新天地での活躍に期待がかかる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』