2021.07.04 14:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 8 | 終了 | 6 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
ZOZOマリン |
藤原がサイクル王手など連日の活躍
ロッテが楽天相手に連勝を飾り、貯金を再び「1」とした。
連日の試合で存在感を示しているのが、一軍に合流して2試合連続で「2番・中堅」に入っている藤原恭大だ。
3日の試合では2本のヒットを放ち、それがいずれも得点につながるなど活躍した。この日も初回に二塁打を放ってチャンスを拡大させ、続く中村奨吾のヒットで生還。2点ビハインドで迎えた3回の第2打席では、今季初本塁打を放ち反撃の狼煙をあげた。
4回の第3打席には、得点には繋がらなかったものの右安打を放ち、サイクルヒットにリーチ。最難関の三塁打を放つことはできなかったが、8回の第5打席には四球を選んで二死一、二塁と走者を得点圏に進め、中村奨吾の適時打をアシストした。
4日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦さんは「バントをしないでチャンスを広げていこうというスタイルなので、状態の良い人が目立ってくれると得点につながってくる」とコメント。2番に強打の選手を置くことの多いロッテのやり方的にも、好調な藤原の存在は大きいと指摘。
また、同日の放送に出演した解説者の高木豊さんも「藤原は2番でも1番でも能力が高いし、足が速いので攻撃の幅が広がる。そういった意味で非常に大きな戦力が帰ってきた。目つきも鋭くなって、期待できそう」と語り、「この選手は危機を救うというか、去年もコロナの入れ替えで活躍したし、チームに勢いをつけるために帰ってきたなと。そんな気がする」と主張。昨季からの流れを踏まえ、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』