5月末に左膝前十字靭帯を損傷
西武は5日、若林楽人選手(23)が6月23日に東京都内の病院で「左膝前十字靭帯再建術」を受け、無事終了していたことを発表した。実戦復帰(全治)には9カ月程度を要する見込みだという。
今年、駒大苫小牧高から駒沢大を経てドラフト4位で入団した若林は、キャンプ中から好アピールを続けて開幕一軍入りを果たすと、主力選手の不調や負傷もありリードオフマンに定着。5月末までに44試合に出場して、打率.278、2本塁打、10打点をマーク。リーグトップを独走する20盗塁を記録していた。
しかし、5月30日に行われた阪神戦で中安打の捕球を試みてジャンプした直後に体勢を崩して転倒。左膝を抱えるように倒れ込み、担架に乗せられグラウンドを後にしていた。その後、「左膝前十字靭帯損傷」との診断結果が発表となり、経過を見ながら今後の治療方針を決定していくとのことが発表されていた。