監督選抜で2名選出
日本野球機構(NPB)は5日、7月16日と同17日に開催される『マイナビオールスターゲーム2021』の監督選抜選手を発表。日本ハムからは上沢直之投手と近藤健介選手が選出された。
上沢は今季ここまで14試合に登板して6勝4敗、防御率3.73の成績で、3年ぶり2度目の球宴選出となった。「今年は納得のできる成績を残せていなかったので、僕でいいのかなという気持ちはありますが、評価してもらえたのはうれしいです」と複雑な心境ものぞかせつつ感謝のコメント。
続けて「みんな素晴らしいバッターなので、投げるからにはしっかりと成績を残したいです。怪我なく自分の持っている球種全てを投げたいと思います」と意気込んだ。
東京五輪代表にも選出された近藤は、70試合で打率.284、7本塁打、39打点をマークし、2年ぶり3度目の球宴出場。「昨年はオールスターができなかったので、またファンの皆様の前で開催され、そこでプレーできることをうれしく思います」と、2年ぶりに帰ってきた真夏の祭典開催を喜んだ。
また、「対戦したい投手は横浜高校の後輩、柳投手(中日)です。普段できないフルスイングやホームランを狙うところを見てほしいです」と、球宴仕様の豪快なスイングを予告。過去にオールスターで放った安打はいずれも単打で、自身初の本塁打に期待がかかる。