ケガの菅野と中川に代わって選出
NPBは7月23日に開幕する東京オリンピックに向けた野球日本代表の内定選手から出場選手を変更(追加)したことを発表。すでに出場辞退が発表されていた巨人の中川皓太投手(肋骨骨折)と菅野智之投手(コンディション不良)に代わって、日本ハムの伊藤大海とソフトバンクの千賀滉大が選出された。
5日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは、千賀について「間に合ってよかった。ケガがなければいの一番に選ばれていた選手。選ばれるために一所懸命やってきたと思うのでかなり燃えているんじゃないかと思います」とコメント。
同じく解説を務めた笘篠賢治さんは「私も学生の時に経験していますが、オリンピックのプレッシャーというのは半端じゃないので国際大会を経験している人は大きい。その中で速いストレートと鋭く落ちるフォークという外国人に対して通用する武器を持っている。我々の時代で言うと野茂(英雄)。そういった意味では彼が戻ってきたというのは非常に大きい」と侍JAPANのエースの復帰を歓迎した。
また、日本ハムのルーキー・伊藤について平松さんは「使いやすさはあると思います。先発でもロングリリーフでもオッケーですし、身体が丈夫なのでさまざまな場面で使えると思います」とコメント。笘篠さんは「どういう使われ方をするのかはわかりませんが、オリンピックという経験はものすごく活きると思います。疲れていると思いますが」とエールを贈った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』