今季32試合目の登板、首位快走のチームに貢献
レッドソックスの澤村拓一投手(33)が5日(日本時間6日)、敵地でのエンゼルス戦に救援登板。6回に先発投手が作ったピンチで見事な火消しを披露したが、続投した7回にソロ本塁打を浴び7試合ぶりの失点を喫した。
澤村は5-2と3点リードで迎えた6回、一死三塁のピンチで2番手として登板。最初に対峙した6番・グレシアスを96.7マイル(約156キロ)の直球で二飛に仕留めると、続くレガレスに対しても97マイル(約156キロ)の直球で押し三ゴロ斬り。この回は決め球のスプリットを封印し、オール直球で見事な火消しを披露した。
しかし続投した7回、先頭の8番・レンヒフォは見逃し三振に仕留めたものの、続くロハスに3球目の96.9マイル(約156キロ)の直球を右翼席へ運ばれた。続く1番・フレッチャーは空振り三振に仕留め、2番・大谷を打席に迎えたところで降板。この日は打者5人に対し1安打1失点2奪三振の内容。防御率は2.65となった。
レッドソックスはエンゼルスの反撃をかわし5-4で接戦に勝利。2連勝でメジャー全体トップの今季54勝目を記録し、貯金は「22」となった。