2021.07.06 18:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 4 | 終了 | 3 | 埼玉西武ライオンズ |
旭川 |
髙濱が“無失点男”平良撃ち
日本ハムの髙濱祐仁が西武の守護神・平良海馬からサヨナラ打を放ち、連敗を2でストップさせた。一方、敗れた西武は4連敗となっている。
試合は序盤からお互いに決め手を書く展開となったが、日本ハムが3回に清水優心のソロと王柏融の2ランで3−1と逆転。直後に西武も二死二塁から愛斗の2打席連続となる適時打で1点差に迫る。そして8回には日本ハムの守備の乱れから西武が追いつき、3−3の同点のまま9回に突入した。
日本ハムは守護神の杉浦稔大が三者凡退に抑えて負けをなくすと、その裏には開幕から39試合連続で無失点を続けている西武の“無失点男”平良海馬がマウンドへ。しかし、地方球場に加えて雨中ということもあったのか、制球が乱れる場面もあり、先頭の代打・郡拓也が死球で出塁。続く清水は犠打を試みるが失敗し、この日3安打の淺間大基は一ゴロに打ち取られる。
それでも併殺崩れの淺間を一塁に残すと、 「記録を止めてやるという気持ちで」打席に入ったという髙濱が追い込まれながらも甘く入った5球目の変化球を捉えると、打球はセンターのフェンスに直撃し、淺間が一気に生還。日本ハムが劇的なサヨナラ勝ちを収めるとともに、平良の連続無失点試合は「39」でストップし、40試合目にして今季初黒星を喫した。