オースティンは12球団ダントツのOPS1.361で2度目受賞
プロ野球セ・パ両リーグは7日、6月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表した。
セ・リーグは、リーグトップの4勝、防御率1.20と好投した阪神の青柳晃洋が6年目で嬉しい初受賞。阪神勢では5月の佐藤輝明、ロベルト・スアレスに続いて2カ月連続、今季3人目の選出となった。
打者部門ではDeNAのタイラー・オースティンが昨年10・11月度以来2度目の受賞。月間打率.406、出塁率.506、長打率.855はいずれもダントツで、9本塁打、25打点もリーグ2位と、自慢の打棒で存在感を発揮した。
一方、パ・リーグは山本由伸と杉本裕太郎のオリックス勢がダブル受賞。球団としては2019年7月に山岡泰輔と吉田正尚が選出されて以来、12度目の月間MVP独占となった。
山本は4試合(28回)に登板し防御率0.64、3勝、39奪三振で投手三冠と圧巻の成績で、2020年9月以来2度目の選出。杉本は打率.375、19打点、54塁打、長打率.675の打撃4部門でリーグトップの成績を残し、6年目で嬉しい初受賞となった。
なお、受賞者には各連盟より記念盾と、大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られる。