2021.07.08 17:45 | ||||
読売ジャイアンツ | 0 | 終了 | 1 | 中日ドラゴンズ |
東京ドーム |
8回8K無失点の好投
中日の柳裕也が8日の巨人戦に先発登板し、8回を投げて107球、8個の三振を奪う快投を見せ、今季7勝目を挙げた。
前回登板では4回5失点で降板するなど直近1カ月は苦しい投球も見られたが、CSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた池田親興さんは、「低めに丁寧にそしてカーブで緩急が付いているので、バッターが絞りづらい。非常に邪魔になる球をキチッとコントロールできている」と絶賛。
さらに、「今日の中で“あっ”と思ったのは(7回裏に)岡本に投げたカーブが浮いてライトいったあの一球くらい」と続け、「あとは低く丁寧に投げて粘り強く、走者を出しても変わらなかった。素晴らしいし、前半戦7勝を挙げるだけのピッチングを見せたと思う」と、その安定した投球内容に脱帽した。
柳は8回を投げ終えて107球と完封も狙える状況だったが、最後は守護神のマルティネスが三者連続三振締め。同日の放送でMCを務めた高木豊さんも「完封いけよと思ったら、マルティネスが完璧だった。出す理由がわかった(笑)」と苦笑し、池田さんも「僕らを黙らせましたよね」と同意し、完璧な投球で完封リレーを決めたマルティネスのピッチングも称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』