復帰後6戦で5勝と安定感抜群
巨人のC・C・メルセデスが8回途中1失点の好投で5勝目(1敗)を挙げ、阪神とのゲーム差を再び2.5に縮めた。
6月4日の日本ハムとの復帰登板から5戦4勝の左腕は、4回まで毎回走者を背負うも、5回には初の3者凡退とテンポの良い投球を披露。阪神打線をサンズの一発に抑え、8回途中7安打1失点の力投で3連勝となった。
10日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんはメルセデスについて「このピッチャーはそんなに好不調(の波)がないんですよね。同じような安定したピッチングができる。むちゃくちゃいいピッチングをするわけじゃないが、早めに降板することもないので監督からすればありがたいピッチャーですよ」と毎登板安定した内容を評価。
同じく解説を務めた立浪和義さんは「右バッターに対するカットボールが大きな武器で球のキレが良い時は右バッターが対応することは難しいと思います。なので逆に左打者を並べたほうが攻略の糸口になるのでは見ていて思いましたね」と指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』