ジャンプ後に身動きとれず
アトランタブレーブスのロナルド・アクーニャ・ジュニア選手(23)が10日(日本時間11日)、マーリンズ戦で負傷し途中交代。球団は「右膝の前十字靭帯断裂で今季絶望」と故障の詳細を伝えた。
アクーニャは5回裏、マーリンズのチズホルムが放ったフェンス際の飛球にジャンピングキャッチを試みるも一歩及ばず、着地した際に右膝を負傷。その場で身動きをとることができなくなり担架で退場した。
アクーニャは2019年に41本塁打・37盗塁をマークしたMLB屈指のスター選手で、今季もここまで72試合に出場し打率.283、24本塁打、52打点、17盗塁の好成績。本塁打と盗塁はリーグ3位で、後半戦のタイトル争いも期待されていた。
球団は精密検査の結果「前十字靭帯断裂」と診断されたことを発表し、今季中の復帰は絶望的であることを公表。チームは10日終了時点で勝率5割のナ・リーグ東地区2位で、ポストシーズン進出とワールドシリーズ制覇を目指すなか、痛すぎる主力の故障離脱となった。
なお、ファン投票で選出されていたオールスターも正式に欠場が発表され、代役にはパドレスのマニー・マチャド内野手が追加招集されている。