ニュース 2021.07.11. 20:23

巨人が首位攻防カード勝ち越し!大城V打、髙橋は単独トップ9勝目

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巨人・髙橋優貴 (C)Kyodo News
2021.07.11 18:00
阪神タイガース 0 終了 1 読売ジャイアンツ
甲子園
● 阪神 0 - 1 巨人 ○
<15回戦・甲子園>

 巨人が伝統の一戦に競り勝ち、3カードぶりの勝ち越し。敵地での首位攻防カードを2勝1敗で勝ち越し、首位・阪神との差を「1.5」に縮めた。

 巨人は先発の髙橋優貴が緩急を生かしたピッチングでゼロ行進。初回に四球、3回先頭の8番・中野拓夢に中安打こそ許したものの、4回以降は凡打の山を築いて、7回まで一人の出塁も許さない快投でゲームメイクした。

 打線は相手先発・西勇輝の前に7回まで散発2安打に抑え込まれていたが、スコアレスで迎えた8回、先頭の6番・亀井善行が右中間フェンス直撃の二塁打でチャンスメイクすると、続く7番・北村拓己が1球で送りバントを成功。8番・大城卓三は2球で追い込まれたものの、カウント0-2からノーステップ打法で三遊間を破る適時打を放ち均衡を破った。

 リードを奪った8回裏からは小林誠司がマスクを被り、大江竜聖とビエイラのパーフェクトリレーで完封勝ち。ビエイラは23試合連続無失点で今季9セーブ目を手にした。

 先発の髙橋は7回(81球)を投げて1安打1四球2三振で無失点の内容で、阪神戦は4戦4勝。今季の防御率を「2.71」から「2.51」に良化させ、セ・リーグ単独トップの9勝目(3敗)を掴んだ。

 敗れた阪神は西勇が9イニング115球を一人で投げぬき、4安打1失点と好投したものの、通算100勝目ならず今季6敗目(4勝)。打線は苦手な髙橋を打ちあぐね、わずか1安打どまり。ホームで痛い2連敗となった。

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