269日ぶりの公式戦登板
右肘の故障から復活を目指す日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が12日、ファーム本拠地の鎌ケ谷で行われたDeNAとの二軍公式戦に登板。昨年10月の二軍戦以来となる実戦マウンドに上り、1イニングを三者凡退に抑えた。
斎藤佑は先発の金子弌大の後を受け、6回表に2番手として登板。先頭の戸柱恭孝をカウント1-2から4球目の変化球で右飛に退けると、4番・嶺井博希を三ゴロ、続く益子京右も三ゴロに打ち取った。
右打者3人を相手にわずか9球で三者凡退。最速は132キロにとどまったが、変化球も交えてテンポ良く投げ込み、最後は安堵の表情も浮かべてマウンドを降りた。
斎藤は昨秋に右肘靭帯の異常が発覚し、昨年10月16日の巨人戦を最後に公式戦のマウンドから遠ざかっていた。一軍での勝利は2017年に1勝を挙げたのが最後で、ここ3シーズン白星なし。11年目の今季は2年ぶりの一軍登板を目指している。