背番号はフリーダイヤル！？

　メットライフドームの夏の風物詩となっている『ライオンズフェスティバルズ』が13日からスタートした。

　今年は持続可能な開発目標「SDGs（エス・ディー・ジーズ）」をテーマに掲げ、総勢16組の人気吉本芸人が来場し、SDGsをテーマにしたトークイベントやクイズ、ワークショップなどを実施していく。

　13日には、中川家・礼二さんと、山川穂高選手がホームランを打った時に披露していた「調子乗っちゃって〜」のギャグでおなじみの、ゆりやんレトリィバァさんが来場し、トークイベントを行うとともに、ゆりやんレトリィバァさんが人生初の始球式に臨んだ。

　ゆりやんさんは　『ライオンズフェスティバルズ2021』で選手たちが着用するSDGsの17色を配した「彩虹(さいこう)ユニフォーム」に、礼二さんの「012（れいじ）」ならぬ「0120」というフリーダイヤルの番号を入れてマウンドに上ったると、投じたボールはバッターボックスのかなり手前でバウンドし、転がりながらホームベースを通過してキャッチャーミットへ。

　始球式後、感想を尋ねられたゆりやんさんは、「今から始まるという厳かな時間なので本当に緊張して、本番前に練習したんですけど肘を故障してしまって、今季は見送ろうかと思っていたんです…」とコメントして報道陣を笑わせると、「万全だったらノーバウンドだった？」との問い掛けには、「それは言い訳にはなってしまうので…」と返し、礼二さんがすかさず「凄いね、スポーツマンシップが（笑）」とツッコミを入れる一幕も。

　また、再挑戦の意思に関しては「国民の皆さまが許してくださるのなら。調整してキャンプして……BBQして」と、ゆりやん節をきかせ、報道陣を翻弄していた。

　　『ライオンズフェスティバルズ2021』は8月29日までの主催試合で行われ、同期間中には今後も吉本芸人がメットライフドームに来場し、様々なイベントを行っていく予定だ。