◆ 高橋光成は7回3失点で8勝目

 西武は投打が噛み合い前半戦の最終戦を白星で飾ることに成功。借金5、首位まで6.5ゲーム差で1カ月の中断期間を迎えることになった。

 試合は、西武の先発・髙橋光成が素晴らしい立ち上がりを見せ、3回には二死一塁から中村剛也の適時二塁打で先制。さらに栗山巧が1985本目のヒットでつなぎ、呉念庭の3ランで4点のリードを奪った。

 しかし直後の4回表、髙橋が一死後からの3連打で1点を返されると、二死二、三塁から安田尚憲の2点適時打で1点差に。それでも後続を断つと、4回以外はバックの好守もあって一人の走者も許さないピッチングを披露。7回を3失点(自責2)に抑えた。

 ロッテも先発の小島和哉を3回で降板させると、1イニングずつの継投で1点差という状況を継続させたが、7回裏に5番手のハーマンから森友哉が二塁打を放ち、粘った中村剛也が「少ないですけど、今年打った中では一番良かった」という会心の一発で貴重な追加点を奪った。

 さらに8回には、無死一塁から山川穂高が二木康太のスライダーを左翼席に運ぶ13号2ランで加点。終わってみれば8−3というスコアで西武が勝利を収めた。

◆ 前半戦は「本当に苦しかった」

 勝利投手となった髙橋は「テンポ良くストライクゾーンで思い切って投げられた」と自身の投球を振り返り、「本当に嬉しい」と、同年代で自身の家に宿泊したこともあるという仲の小島に投げ勝ったこと喜んだ。また、この日の勝利で今季8勝目を挙げ、後半戦に向けて「どんどん勝てるように頑張ります」と意気込み、自己最多の10勝超えを見据えた。

 打のヒーローの一人でもある中村は、1カ月の中断期間に「経験したことがないのでわからないですけど」と述べつつ、「しっかり調整して後半戦が始まったらまたチームに貢献できるように頑張りたい」とコメント。辻発彦監督も「大きいどころの話ではない。拮抗した中での価値ある大きな大きな本塁打でした」と、チームを支えるベテランの一発に感謝した。

 ここまでの前半戦に関しては「本当に苦しかった」と、本音を吐露しつつ、「若い選手が経験を積んである程度結果を残してくれたことで、踏ん張れて今がある」と、主力を欠く中での若手台頭を評価した辻監督。中断期間明けの後半戦に向けては「帰ってきた選手たちも調子が良くなってきたので、夏はライオンズの季節だと信じてますから。オリンピック後、チーム一丸となって優勝を目指して頑張っていきたい」と、巻き返しを誓った。

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ベースボールキング編集部

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