3番打者に定着し好調をキープ
広島の小園海斗が今季第一号となる本塁打を記録してチームを勝利に導いた。
第1打席で四球で出塁した小園は、4回一死で迎えた2打席目。中日の先発・柳裕也の初球をライトスタンドに運んだ。第3打席にはレフトへ二塁打を放つなど、3打数2安打1打点の活躍。打率.326を記録し、3番打者として存在感を示している。
14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた達川光男さんは「プロ意識が出てきましたね。一打席一打席すごく大事に打っている」とコメント。「2ストライクに追い込まれてから大谷(翔平)のようなノーステップで打つんですよ。(そういうところに)一打席一打席の執念を感じます」と評価した。
同じく解説を務めた齊藤明雄さんは「ピッチャーの立場からすると2ストライクからノーステップで打ちにこられると小さな変化球が投げづらいんですよ。(柳は)そこで真っすぐで行って甘くなって打たれた」と指摘。「ピッチャーの失投を上手く呼び出すような構えをしている。いやらしい3番になったと思いましたね」と賞賛した。
MCの真中満さんも「最初は3番はちょっと早いかなと思いましたが馴染みましたね。ショートで打てる3番がいると打線も活発になるしチームも盛り上がる」と3年目で才能を開花させつつある背番号51に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』