狙い通りの奪三振ショー
球界のあすを担うスター候補たちによる『フレッシュオールスターゲーム2021』が愛媛の坊ちゃんスタジアムで行われ、ウエスタン選抜の先発・西純也(阪神)が2回を4奪三振を含む6者凡退と完璧な内容で終えた。
西純は初回、先頭の武藤敦貴(楽天)を1球で二ゴロに仕留めると、続く森敬斗(DeNA)と万波中正(日本ハム)を空振り三振に斬ってとるたちがり。続く2回はイースタンの二冠・渡部健人(西武)にボール先行となったが、直球で押し切って三ゴロに打ち取ると、元山飛優(ヤクルト)と平間隼人(巨人)から連続三振を奪った。
「自分でもこんなにいいピッチングができるとは思わなかった」と自身の登板を振り返った西純だったが、「最初は緊張したけど自分らしいピッチングができた。最近は三振をとることを意識していて、それができた」と狙い通りのピッチングに手応えも口にした。