15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター フレッシュオールスターゲーム ウエスタン・リーグ選抜－イースタン・リーグ選抜』で解説を務めた野村弘樹氏が、目に留まった選手の一人に阪神の西純矢の名前を挙げた。

　西は創志学園高から19年ドラフト1位で入団。2年目の今季、5月19日のヤクルト戦で一軍デビューし、5回無安打無失点でプロ初勝利を挙げた。

　この日行われたフレッシュオールスターに西はウエスタン選抜の先発を務め、1イニング目となった初回は森敬斗（DeNA）、万波中正（日本ハム）から連続三振に仕留めると、続く2回も2つの三振を奪った。2回を4奪三振無失点に抑えた西は、イースタン選抜の小川龍成（ロッテ）とともにフレッシュオールスターの優秀選手賞に輝いた。

　野村氏は「非常にテンポもよくて、空振りもしっかり取れていましたし、内容的にもボールも非常に良かったと思いましたね」と評価。「まだまだコントロールであったり物足りない部分はありますけど」と課題点を挙げながらも、「楽しみな選手であることは間違いない。その片鱗を見せてくれた投球だったと思いますね」と今後の活躍に期待を寄せた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）