侍ジャパンの初戦は28日・ドミニカ共和国戦
ついに開幕した東京オリンピック。
自国開催で金メダルを目指す野球日本代表・侍ジャパンは、28日(水)に初戦のドミニカ共和国戦を迎える。
プロ野球も一時中断期間に入り、野球ファンの視線が一点に集中することになるが、やはりレジェンドたちも期待を胸に侍戦士たちに熱い視線を送っている。
23日にCSフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース ~2021シーズン前半戦振り返りSP~』に出演したのが、山本昌さん、清原和博さん、藤川球児さんという豪華な面々。
球史にその名を残したレジェンドたちも、それぞれ注目選手を挙げながら、侍ジャパンにエールを送った。
レジェンドが挙げた“注目選手”は?
歴代5位・通算525本塁打の記録を持つ清原和博さんは、「日本開催ということで、是非金メダルを獲ってもらいたい」と力強いエール。
注目選手には「4番を打つであろう鈴木誠也選手ですね」と名前を挙げ、「彼の短期決戦での勝負強さ。前回のプレミア12でも出していますよね。いま調子も上がっているので、世界に羽ばたいていってほしい」と語り、国際舞台での躍動に期待を寄せる。
また、“火の玉ストレート”を武器に国内外で活躍し、北京五輪や2度のWBC出場と国際舞台もよく知る藤川球児さんは、「緊張は絶対にすると思うんですけど、絶対に人生にとってプラスになる」と自身の経験を振り返りつつ、「国民の皆さまのために金メダルを獲ってもらいましょう」とコメント。
注目選手には、自身が持っていた連続試合無失点記録を更新した若き剛腕・平良海馬(西武)を挙げ、「大事な場面で出てくると思いますので、1イニングとは言わず1イニング以上ということにも期待して。ライオンズファンのためにも、沖縄県のためにも代表として頑張ってほしい」とエールを送った。
最後に、実働29年という日本記録を持ち、NPB史上初の50歳出場・登板を果たした中日のレジェンド・山本昌さんは、「対戦するチームはどこも強豪国。全力で戦って、是非やり切ってほしいです」とコメント。
投手陣の柱としての期待がかかる田中将大(楽天)について、「各国の選手が一番知っている投手。ベテランらしく経験で引っ張って行ってほしいし、当然投げても良いピッチングをしてもらいたい」と、前回大会・北京五輪を知るベテランのはたらきに期待した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』