広島・栗林良吏

 東京五輪・野球日本代表に新人ながら選出された栗林良吏(広島)は、五輪でも活躍に期待がかかる。

 トヨタ自動車からドラフト1位で広島に指名された栗林は、開幕から抑えに抜擢され、開幕2戦目となった3月27日の中日戦でプロ初登板を果たし、1回を三者凡退に抑えプロ初セーブをマーク。

 初登板以降もスコアボードに“0”を並べていき、5月3日の巨人戦でデビュー登板から続く連続無失点記録を「13」に伸ばし、2019年に甲斐野央(ソフトバンク)がマークしたドラフト制導入後の新人記録に並んだ。翌4日の巨人戦で1回を無失点に抑え、新人のNPB新記録を更新し、最終的には22試合まで伸ばした。

 ニッポン放送ショウアップナイター解説陣も、栗林に対する評価は高い。6月30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた大矢明彦氏は、同日の巨人戦で坂本勇人をアウトローで見逃し三振に仕留めたストレートに「アウトローに投げきれるんだから、凄いですよね」と絶賛した。

 さらに大矢氏は栗林の投球に「みんなフルカウントまでいきましたけど、一番強力なところで、四球を出しませんでしたよね。素晴らしいストッパーですよね」と称賛した。

 侍ジャパンの内野守備・走塁コーチを務める井端弘和氏は昨年11月10日に放送された『ニッポン放送制作のヤクルト-広島戦』で、栗林について「これはいいピッチャーですよ。(テレビの企画で)打席に立って見ましたけど、マエケン、大瀬良クラスだったですよね。変化球もコントロールもいいので、ストライクを取るのに苦労する投手ではないと感じますし、まっすぐも150超えるのでまっすぐでも勝負ができる」と太鼓判を押し、「先発だけでなく、中継ぎもいけると思います。もしかしたらいきなり抑えというのも、どこでもいけるピッチャーかなと思いますね」と活躍を予言していた。

 広島の守護神として前半戦34試合・33回2/3を投げ、0勝1敗、18セーブ、防御率0.53の成績を残した栗林の代表での活躍に期待だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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