育成右腕の武者修行が終了
西武は26日、ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに今年の6月1日から期限付きで派遣していた大窪士夢投手(2018ドラフト育成2位)の派遣期間が終了したことを発表した。
大窪は、派遣期間に6試合に登板(先発が4試合)して0勝1敗、防御率9.00という成績に終わり、最終登板となった24日の群馬ダイヤモンドペガサス戦でも3回までに3失点を喫し、リードを許した状況で降板。その後、味方打線が大量得点を奪って試合には勝利したが、角監督の通算100勝がかかっていたメモリアルゲームで早々に降板したことを悔しがっていた。
大窪は派遣期間を振り返り、「埼玉武蔵ヒートベアーズでの2カ月間、自分の力不足を感じました」とコメント。「ヒートベアーズでプレーさせていただいた中で、打たれてしまった経験というのは今後、しっかり活かしてやっていきたいと思います」と続け、プロ野球の舞台での恩返しを誓った。
▼ 大窪士夢投手コメント
(最終登板となった7月24日のゲームは)角監督の通算100勝がかかっていたゲームでもありますし、何とか僕が勝ち投手になりたい、という気持ちでマウンドに上がりました。3回で降板することになり、悔しかったです。
埼玉武蔵ヒートベアーズでの2カ月間、自分の力不足を感じました。
球速面も課題がありますし、変化球ももっと精度を高めていかなくてはならないと思っています。
ヒートベアーズの皆さんは本当に温かく僕を迎え入れてくださり、どんな時でも「士夢、頑張っていこう」と励ましていただきました。
ヒートベアーズでプレーさせていただいた中で、打たれてしまった経験というのは今後、しっかり活かしてやっていきたいと思います。