● アメリカ 0 - 2 日本 ○
<7月27日 横浜スタジアム>
東京オリンピックのソフトボール日本代表が27日、横浜スタジアムで行われたアメリカとの決勝戦を制し、金メダルを獲得した。五輪におけるソフトボール競技は、日本が優勝した2008年の北京大会以来の開催。日本代表にとっては13年越しの五輪連覇となった。
日本は大会期間中に39歳の誕生日を迎えた先発の上野由岐子が力投。今大会では初対戦となるアメリカ打線を相手に、粘り強い投球で無失点投球を展開した。
すると4回、先頭の5番・藤田倭の安打と犠打などでチャンスを迎え、9番・渥美万奈の叩きつけた打球が適時内野安打となり先制。続く5回には5番・藤田がリリーフ登板してきた左腕・アボットの代わり端を捉える適時打で加点した。
上野は6回の先頭打者に安打を許したところで降板となったが、今大会を通してスーパーリリーフを続けてきた後藤希友がバックの好守にも助けられ無失点リリーフ。最終回は再び上野がサークルへ戻り、胴上げ投手となった。
代表チームを率いた宇津木麗華監督は「上野にしかできないことですから」と最終回を託したエースと、金メダル獲得が決まり涙の抱擁。
13年越しの連覇も「正直に言うと、この一週間が怖かった」と自国開催でのプレッシャーに押し潰されそうだった日々を振り返り、「このご時世のなかで五輪が開催されることに迷いもあったんですけど、国民の皆さんが(チームを)支持してくれたことが、我々の一番の力になった。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を振り絞った。
今大会は出場6カ国の中で唯一のノーエラーと堅守が光ったが、6試合で計6本塁打・19打点の攻撃力も大会トップ。総合的なレベルアップを経ての金メダル獲得に「日本の守備は世界でナンバーワンですから、そこは忘れてはいけない。打線も長打力で力負けしないくらい良くなっている。日本はこれからどんどん強くなる」と誇らしげだった。
<7月27日 横浜スタジアム>
東京オリンピックのソフトボール日本代表が27日、横浜スタジアムで行われたアメリカとの決勝戦を制し、金メダルを獲得した。五輪におけるソフトボール競技は、日本が優勝した2008年の北京大会以来の開催。日本代表にとっては13年越しの五輪連覇となった。
日本は大会期間中に39歳の誕生日を迎えた先発の上野由岐子が力投。今大会では初対戦となるアメリカ打線を相手に、粘り強い投球で無失点投球を展開した。
すると4回、先頭の5番・藤田倭の安打と犠打などでチャンスを迎え、9番・渥美万奈の叩きつけた打球が適時内野安打となり先制。続く5回には5番・藤田がリリーフ登板してきた左腕・アボットの代わり端を捉える適時打で加点した。
上野は6回の先頭打者に安打を許したところで降板となったが、今大会を通してスーパーリリーフを続けてきた後藤希友がバックの好守にも助けられ無失点リリーフ。最終回は再び上野がサークルへ戻り、胴上げ投手となった。
代表チームを率いた宇津木麗華監督は「上野にしかできないことですから」と最終回を託したエースと、金メダル獲得が決まり涙の抱擁。
13年越しの連覇も「正直に言うと、この一週間が怖かった」と自国開催でのプレッシャーに押し潰されそうだった日々を振り返り、「このご時世のなかで五輪が開催されることに迷いもあったんですけど、国民の皆さんが(チームを)支持してくれたことが、我々の一番の力になった。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を振り絞った。
今大会は出場6カ国の中で唯一のノーエラーと堅守が光ったが、6試合で計6本塁打・19打点の攻撃力も大会トップ。総合的なレベルアップを経ての金メダル獲得に「日本の守備は世界でナンバーワンですから、そこは忘れてはいけない。打線も長打力で力負けしないくらい良くなっている。日本はこれからどんどん強くなる」と誇らしげだった。