打線は巨人所属のメルセデスの前に6回まで1安打
東京五輪の野球競技が開幕。金メダルを目指す野球日本代表「侍ジャパン」は28日、ドミニカ共和国と開幕戦(福島)を行い、先発した山本由伸投手(オリックス)が6回2安打無失点と好投した。
山本は初回、一死から安打と死球で一、二塁のピンチを招いたが、4番・フランシスコを二ゴロ併殺斬り。3回も安打と四球で得点圏に走者を背負ったが、2番・ロドリゲス、続くバティスタをいずれも外野フライに退けピンチを脱した。
4回以降は3イニング連続の3者凡退と完璧な内容。6回は1番から始まる上位陣を3者連続三振に仕留め、6回88球、2安打無失点、9奪三振2四死球の快投で大役を終えた。
山本を援護したい打線だったが、巨人でプレーするドミニカ先発・メルセデスの前に6回までわずか1安打。すると両軍無得点のまま迎えた7回、2番手・青柳(阪神)が2点を失いドミニカに先制を許した。