ドミニカ共和国戦に先発登板した侍ジャパンの山本由伸(背番17)

東京五輪オープニングラウンド第1戦
○ 侍ジャパン 4x - 3 ドミニカ共和国 ●
<7月28日・福島あづま球場>

 東京五輪の野球競技が開幕。金メダルを目指す野球日本代表「侍ジャパン」はドミニカ共和国とオープニングラウンド第1戦を行い、劇的な逆転サヨナラ勝ちで白星スタートを切った。開幕投手に指名された山本由伸投手(オリックス)は6回2安打無失点の快投。新時代の侍エースが期待通りのパフォーマンスを披露した。

 山本は初回、一死から安打と死球で一、二塁のピンチを招いたが、4番・フランシスコを二ゴロ併殺斬り。3回も安打と四球で得点圏に走者を背負ったが、2番・ロドリゲス、続くバティスタをいずれも外野フライに退けピンチを脱した。

 4回以降は4者連続三振をマークするなど、3イニング連続3者凡退と完璧な内容。6回88球、2安打無失点、9奪三振2四死球の快投で大役を終え、降板後「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気をつけて甲斐さんを信じて投げました」とコメントした。

 チームは2点を追う土壇場9回、8番・村上(ヤクルト)の右前適時打、続く甲斐(ソフトバンク)のセーフティースクイズで同点に追いつくと、最後は2番・坂本(巨人)がサヨナラ打を中堅後方へ。劇的な逆転勝利で白星スタートを切った。

 山本は打線の援護なく勝利投手ではなかったものの、試合を引き締める快投。今季は所属するオリックスで前半終了時点で勝利数(9勝)、防御率(1.82)、奪三振数(121)でリーグ1位の成績を残しており、3冠投手としての貫禄を示した。国際舞台でも変わらぬ安定感を披露。再登板が予想されるノックアウトステージでも、侍エースの快投に期待したい。

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