● オリックス 3-4 ヤクルト ○
<7月28日 京セラD大阪>
オリックスは28日、京セラドーム大阪で行われたエキシビションマッチでヤクルトと対戦。先攻と後攻を入れ替えて行われた一戦は、後攻のヤクルトが4−3で勝利した。
試合は、先発の増井浩俊が初回に3点を失うと、4回にも被弾し、5回を85球、5安打、4失点という内容で降板。その後を飯田優也、吉田一将、海田智行が無失点で繋ぐと、6回に「うまく溜めて打つことができた」と振り返ったT-岡田の連日弾で1点を返し、7回には「シーズン後半戦で一軍に呼んでもらえるように、しっかりとアピールしていかないといけない立場」と目の色を変えた佐野如一が右翼席に運んで存在感を示した。
さらに8回には、T-岡田の適時二塁打で1点差に迫ったが、反撃もそこまで。増井は「よかったスライダーを初回から使わなかったところはもったいなかった。バッターと勝負しないといけないところで、ストレートの四球を出してしまったことなどは反省しないといけない。スライダーにフォーク、チェンジアップをうまく織り交ぜていければ、もう少しゲームを作っていけると思う」と反省の弁を述べ、後半戦を見据えた。
試合後、中嶋聡監督は若手たちが見せた姿勢について言及。途中出場で一発を放った佐野如については「きのう先発で出て、きょう何とかというのはあったと思うので、その中で結果を出すのは彼にとって良いこと」と評価し、廣澤伸哉や育成の田城飛翔が持ち味を必死に出そうとしていたことに関しても「ああいうのは欲しいし、ああいう姿を見ると嬉しい。(アピールの機会は)なかなかないことだし、持つべき目標も出てくると思う」と今後の飛躍に期待を寄せた。
また、最終回に代打で出場し、ヒット性のセンターライナーに倒れた高卒ルーキー捕手の中川拓真について質問が飛ぶと、「惜しかった。ヒットにしてくれっちゅうの(笑)」と笑みを見せ、練習時間ギリギリまで直接指導していたホープの結果を悔しがった。
最後に投手陣について触れると、「(吉田)一将も海田も十分アピールしているが、まだまだして欲しいし、良かったと思う。後は先発。先発ピッチャーの調整をしっかりしてもらわなきゃいけないので、またみんなで話を詰めていきたい」と、今後の展望を口にした。次のエキシビジョンマッチは31日から行われる巨人との2連戦だ。
取材・文⚫︎どら増田
<7月28日 京セラD大阪>
オリックスは28日、京セラドーム大阪で行われたエキシビションマッチでヤクルトと対戦。先攻と後攻を入れ替えて行われた一戦は、後攻のヤクルトが4−3で勝利した。
試合は、先発の増井浩俊が初回に3点を失うと、4回にも被弾し、5回を85球、5安打、4失点という内容で降板。その後を飯田優也、吉田一将、海田智行が無失点で繋ぐと、6回に「うまく溜めて打つことができた」と振り返ったT-岡田の連日弾で1点を返し、7回には「シーズン後半戦で一軍に呼んでもらえるように、しっかりとアピールしていかないといけない立場」と目の色を変えた佐野如一が右翼席に運んで存在感を示した。
さらに8回には、T-岡田の適時二塁打で1点差に迫ったが、反撃もそこまで。増井は「よかったスライダーを初回から使わなかったところはもったいなかった。バッターと勝負しないといけないところで、ストレートの四球を出してしまったことなどは反省しないといけない。スライダーにフォーク、チェンジアップをうまく織り交ぜていければ、もう少しゲームを作っていけると思う」と反省の弁を述べ、後半戦を見据えた。
試合後、中嶋聡監督は若手たちが見せた姿勢について言及。途中出場で一発を放った佐野如については「きのう先発で出て、きょう何とかというのはあったと思うので、その中で結果を出すのは彼にとって良いこと」と評価し、廣澤伸哉や育成の田城飛翔が持ち味を必死に出そうとしていたことに関しても「ああいうのは欲しいし、ああいう姿を見ると嬉しい。(アピールの機会は)なかなかないことだし、持つべき目標も出てくると思う」と今後の飛躍に期待を寄せた。
また、最終回に代打で出場し、ヒット性のセンターライナーに倒れた高卒ルーキー捕手の中川拓真について質問が飛ぶと、「惜しかった。ヒットにしてくれっちゅうの(笑)」と笑みを見せ、練習時間ギリギリまで直接指導していたホープの結果を悔しがった。
最後に投手陣について触れると、「(吉田)一将も海田も十分アピールしているが、まだまだして欲しいし、良かったと思う。後は先発。先発ピッチャーの調整をしっかりしてもらわなきゃいけないので、またみんなで話を詰めていきたい」と、今後の展望を口にした。次のエキシビジョンマッチは31日から行われる巨人との2連戦だ。
取材・文⚫︎どら増田