5回だけで4四球&2連続暴投、トドメの3ラン被弾
広島の矢崎拓也投手(26)が30日、ロッテとのエキシビションマッチ(マツダ)に先発登板。4回まで2安打無失点の快投を披露したが、5回に突如制球を乱し一気に6点を失った。
立ち上がりはテンポ良くアウトを重ね2回までパーフェクト。3回は二死二、三塁のピンチを凌ぎ、4回は再び3者凡退に斬って取った。
しかし2点リードで迎えた5回、一死から連続四球でピンチを招くと、二死後、1番・和田に適時二塁打を右中間へ運ばれ1失点。2番・藤原に四球を与え満塁とすると、続く代打・エチェバリアの打席で2球連続の暴投を犯してしまい2-3と逆転された。エチェバリアにもこのイニングだけで4つ目となる四球を与えると、続く4番・山口には高めの直球を叩かれ右中間席への3ラン被弾。四球で出した走者をすべて返された。
矢崎は4回まで2安打無失点の快投も、5回だけで2本の長打と4四球を許し一挙6失点。この回限りで降板となった。
5年目の今季は5月28日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初登板初先発したが、5回途中3安打5四球5失点と乱れ降板。前半戦はこの1試合のみの登板に終わった。後半戦の巻き返しへアピールしたいところだったが、またも悪癖を露呈する結果となった。