ニュース 2021.07.31. 15:05

侍ジャパン、2連勝でA組1位通過 山田3ラン&坂本ソロ弾、甲斐3安打1打点

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4回にリードを広げる左越え3ランを放った山田哲人(中央)
東京五輪オープニングラウンド第2戦
● メキシコ 4 - 7 侍ジャパン ○
<7月31日・横浜スタジアム>

 野球日本代表・侍ジャパンがメキシコ代表に逆転勝ち。オープニングラウンド2連勝とし、A組1位でノックアウトステージ進出を決めた。

 侍ジャパンは1点を追う2回、9番・甲斐(ソフトバンク)の中前適時打で同点。3回は2番・坂本(巨人)の二塁打と敵失などで一死一、三塁の好機を作り、5番・浅村(楽天)の投ゴロの間に三走・坂本が逆転となるホームに滑り込んだ。

 4回は一死から8番・村上(ヤクルト)、続く甲斐の連打で一、三塁とし、1番・山田(ヤクルト)の左越え3ランで5-2。今大会チーム1号を放った山田は「打ったのは、真っ直ぐです。追加点が欲しい場面でしっかりと集中して打席に入れました。ホームランという最高の結果を出せて良かったです」と振り返った。

 7回には坂本に左越えソロが飛び出し「先頭だったので、塁に出ることだけを考えていました。追加点が欲しい展開だったので、ホームランという最高の結果になって良かったです」とコメント。8回は甲斐の3安打目となる内野安打と盗塁で二死二塁とし、山田が4打点目となる中前適時打を放ち7-2とリードを広げた。

 先発の森下は炎天のデーゲームで5回5安打2失点の力投。降板後「立ち上がりの失点と、点を取ってもらった後(4回裏)の失点は次回への反省点です。5イニングで降板したので、次の試合に向けてしっかり調整します」とコメントした。

 6回以降は伊藤(日本ハム)が2イニングを無失点に抑え、5点リードの8回は3番手の平良(西武)が2ラン被弾。それでも、3点リードの9回は栗林(広島)が今大会初セーブで締め、5回2失点の森下が勝利投手となった。

 侍ジャパンはA組を1位で通過し、次戦は8月2日のノックアウトステージ(横浜スタジアム)でB組1位と対戦。この試合に勝利すれば準決勝進出となり、敗れても敗者復活戦に回り金メダルの可能性は残る。
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