メキシコ戦に先発し5回2失点と力投した侍ジャパンの森下暢仁

東京五輪オープニングラウンド第2戦
● メキシコ 4 - 7 侍ジャパン ○
<7月31日・横浜スタジアム>

 野球日本代表・侍ジャパンがメキシコ代表に逆転勝ち。先発登板した森下暢仁投手(広島)は、5回2失点の力投で五輪初白星を挙げた。

 気温30度越えの炎天のデーゲーム。森下は同じ大分出身の甲斐(ソフトバンク)とバッテリーを組み初の五輪マウンドに上がった。初回、安打と暴投などで一死二塁のピンチを背負うと、元オリックスの3番・メネセスに先制となる中前適時打を許した。それでも、メジャー通算317本塁打の4番・ゴンザレスを二ゴロ併殺斬り。立ち上がりに苦しみながらも最少失点スタートを切った。

 2回、3回はテンポ良く2イニング連続の3者凡退。4点リードの4回は先頭からの連打で無死一、三塁のピンチを招いたが、再び4番・ゴンザレスを二ゴロに退け、併殺間による1失点に凌いだ。初回と4回に1点ずつを失いながらも、シーズン同様、大崩れすることなく5回68球、5安打2失点、3奪三振無四球の力投。勝利投手の権利を持ち、6回から救援陣にマウンドを譲った。

 打線は2回、女房役の甲斐が同点適時打を中前へ。3回は5番・浅村(楽天)の投ゴロの間に勝ち越し点を奪うと、4回は1番・山田(ヤクルト)が今大会チーム1号となる左越え3ランを放ち5-1とリードを広げた。7回は2番・坂本(巨人)に左越えソロが飛び出し6点目。8回は山田の4打点目となる中前適時打で7点目を奪った。

 森下は降板後、「立ち上がりの失点と、点を取ってもらった後(4回裏)の失点は次回への反省点です。5イニングで降板したので、次の試合に向けてしっかり調整します」と反省の弁を並べたが、稲葉監督は「先制点は取られたが、そのあとを抑えてくれた。暑さとメキシコ打線が強力な中、良く投げてくれたと思います」と評価。持ち前のゲームメイク能力を発揮しチーム2連勝に導いた。

 侍ジャパンはA組を1位で通過し、次戦は8月2日のノックアウトステージ(横浜スタジアム)でB組1位(米国か韓国)と対戦。この試合に勝利すれば準決勝進出となり、敗れても敗者復活戦に回り金メダルの可能性は残る。

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ベースボールキング編集部

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