坂本は早くも猛打賞、2長打で打線牽引!
悲願の金メダル獲得を目指す野球日本代表・侍ジャパンは2日、決勝トーナメント初戦で米国代表と対戦。試合は点の取り合いとなり、侍ジャパンは5-6と1点ビハインドで前半5回を折り返した。
侍ジャパンは3回裏、二死から2番・坂本(巨人)が中越え二塁打でチャンスメイクすると、前の打席で併殺に倒れていた吉田正(オリックス)が中前適時打を放ち先制。さらに、4番・鈴木(広島)、5番・浅村(楽天)の連続四球で再び二塁満塁の好機を作り、6番・柳田(ソフトバンク)の遊撃への適時内野安打で2点目を奪った。
しかし直後の4回表、先発の田中(楽天)が3本の適時打を浴びノックアウト。2-3と逆転を許した。その裏に坂本の適時二塁打で3-3の同点に追いついたが、5回表に3番手の青柳(阪神)が痛恨の3ラン被弾。3-6と再び勝ち越された。
それでも3点を追う5回裏、ここまで今大会ノーヒットだった鈴木が、初安打となる豪快ソロを左翼席上段へ。快音を響かせた主砲は「打ったのは真っ直ぐです。角度もあり、手応えもありました。1点ずつ、諦めずに反撃していきます」と振り返った。さらに、7番・菊池(広島)の適時内野安打で5点目。すぐさま1点差に詰め寄り、6回表のマウンドには今大会初登板となる千賀(ソフトバンク)が上がった。