ニュース 2021.08.04. 14:54

アメリカが一発攻勢で準決勝進出! 日韓戦敗者と激突、ドミニカは3決へ

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アベックホームランを放ったアメリカ代表の2番・オースティンと3番・カサス
東京五輪・敗者復活第2ラウンド
○ アメリカ 3 - 1 ドミニカ共和国 ●
<8月4日 横浜スタジアム>

 東京オリンピック(五輪)野球は4日、横浜スタジアムでノックアウトステージの敗者復活戦・第2ラウンドが行われ、アメリカが一発攻勢で勝利。敗れたドミニカ共和国は3位決定戦へまわることになった。

 アメリカは初回一死満塁のピンチを切り抜けると、直後の1回裏に3番・カサスがバックスクリーン右へ3号2ランを放り込み先制。2回以降は相手投手陣を打ちあぐねたが、5回に2番・オースティンがバックスクリーンへ2号ソロを運んで加点した。

 投げてはメジャー通算108勝を誇る37歳の左腕・カズミアが5回(77球)を投げて2安打無失点、1四球5三振と好投。味方守備のエラーにも動じずゼロを並べ、6回からはディクソン(元オリックス)、マクガフ(ヤクルト)といった“NPB勢”が無失点リレーで繋いだ。

 アメリカは計3失策と守備の乱れが目立ったものの、主軸の2本塁打で奪ったリードを守り抜き敗者復活戦を突破。4日夜に行われる日本対韓国の敗者と、決勝進出をかけて5日夜に対戦する。

 なお、侍ジャパンが4日夜の日韓戦に敗れた場合は、アメリカと5日の準決勝で再び激突し、ここで勝ったチームが韓国との決勝、負けたチームがドミニカ共和国との3位決定戦に臨むことになる。
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