東京五輪・3位決定戦
● 韓国 6 - 10 ドミニカ共和国 ○
<8月7日 横浜スタジアム>
東京オリンピック(五輪)野球は7日、横浜スタジアムで3位決定戦が行われ、ドミニカ共和国が8回に一挙5得点で逆転勝ち。前回の2008年北京大会で金メダルを獲得していた韓国を破り、同国野球史上初の五輪メダルとなる銅メダルを獲得した。
敗れた韓国は、最大4点あったビハインドを一時逆転するも、8回に登板した元阪神の右腕オ・スンファンが1被弾を含む4安打1四球5失点と大誤算。五輪メダル獲得による兵役免除も目前に迫るなか、最後は日本との準決勝、アメリカとの敗者復活準決勝、ドミニカ共和国との3位決定戦と痛恨の3連敗でメダルを逃した。
韓国メディア『MKスポーツ』は試合後、「むしろこれで良かった。最初からもう一度やり直すという気持ちで再出発すればいい」と同国代表について言及。「現実を直視することができた大会だった」と、大会通算3勝4敗で4位に終わった東京五輪の戦いを振り返った。
今大会で露呈した同国代表の課題については「先発投手の力不足」と「打者の対応力不足」を指摘。渡米していったリュ・ヒョンジン(米ブルージェイズ)、キム・グァンヒョン(米カージナルス)、ヤン・ヒョンジョン(米レンジャーズ傘下)といった歴代のエースたちを引き合いに出し、今大会の投手陣については「辛うじて5回を投げるレベル」とバッサリ。打線についても「国際規格のストライクゾーンに全く対処が出来なかった」と、審判の判定に首を傾げる場面が散見された打者の対応力不足を指摘した。
また、同メディアはメジャーリーガー不参加のチームに相次いで敗れた事実について「私たちの水準がまさにその程度であることを痛切に感じることができた」と続け、「1、2人のせいではない。全体的なリーグの水準が下がっており、『井の中の蛙』にとどまっていることを今回の大会を通じて学ぶことができた」と韓国球界のレベル低下についても言及。
韓国代表は2015年のプレミア12で初代王者に輝いたが、WBCでは2013年、2017年と2大会連続で1次ラウンド敗退を喫し、13年越しの連覇を目指した東京五輪は4位フィニッシュ。苦戦が続く野球代表について「私たちは五輪で銅メダルも取ることのできない水準の野球をしている。 同じような恥をかかないために、今からでも気を引き締めて再出発をしなければならない」と警鐘を鳴らした。
● 韓国 6 - 10 ドミニカ共和国 ○
<8月7日 横浜スタジアム>
東京オリンピック(五輪)野球は7日、横浜スタジアムで3位決定戦が行われ、ドミニカ共和国が8回に一挙5得点で逆転勝ち。前回の2008年北京大会で金メダルを獲得していた韓国を破り、同国野球史上初の五輪メダルとなる銅メダルを獲得した。
敗れた韓国は、最大4点あったビハインドを一時逆転するも、8回に登板した元阪神の右腕オ・スンファンが1被弾を含む4安打1四球5失点と大誤算。五輪メダル獲得による兵役免除も目前に迫るなか、最後は日本との準決勝、アメリカとの敗者復活準決勝、ドミニカ共和国との3位決定戦と痛恨の3連敗でメダルを逃した。
韓国メディア『MKスポーツ』は試合後、「むしろこれで良かった。最初からもう一度やり直すという気持ちで再出発すればいい」と同国代表について言及。「現実を直視することができた大会だった」と、大会通算3勝4敗で4位に終わった東京五輪の戦いを振り返った。
今大会で露呈した同国代表の課題については「先発投手の力不足」と「打者の対応力不足」を指摘。渡米していったリュ・ヒョンジン(米ブルージェイズ)、キム・グァンヒョン(米カージナルス)、ヤン・ヒョンジョン(米レンジャーズ傘下)といった歴代のエースたちを引き合いに出し、今大会の投手陣については「辛うじて5回を投げるレベル」とバッサリ。打線についても「国際規格のストライクゾーンに全く対処が出来なかった」と、審判の判定に首を傾げる場面が散見された打者の対応力不足を指摘した。
また、同メディアはメジャーリーガー不参加のチームに相次いで敗れた事実について「私たちの水準がまさにその程度であることを痛切に感じることができた」と続け、「1、2人のせいではない。全体的なリーグの水準が下がっており、『井の中の蛙』にとどまっていることを今回の大会を通じて学ぶことができた」と韓国球界のレベル低下についても言及。
韓国代表は2015年のプレミア12で初代王者に輝いたが、WBCでは2013年、2017年と2大会連続で1次ラウンド敗退を喫し、13年越しの連覇を目指した東京五輪は4位フィニッシュ。苦戦が続く野球代表について「私たちは五輪で銅メダルも取ることのできない水準の野球をしている。 同じような恥をかかないために、今からでも気を引き締めて再出発をしなければならない」と警鐘を鳴らした。