ニュース 2021.08.07. 22:55

侍ジャパン・坂本勇人「感無量です」チーム一丸で重圧乗り越え金メダル

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金メダルを手に田中将大とポーズを取る坂本勇人
東京五輪・決勝戦
○ 日本 2 - 0 アメリカ ●
<8月7日 横浜スタジアム>

 東京オリンピック(五輪)野球の決勝戦が7日、横浜スタジアムで行われ、野球日本代表・侍ジャパンがアメリカを下し金メダルを獲得した。

 日本は「野球」が公開競技だった1984年・ロサンゼルス大会で優勝しているが、正式競技に採用された1992年・バルセロナ大会以降では初の五輪制覇。失意の4位敗退となった2008年・北京大会から13年ぶりに復活した五輪の舞台で、最高の結果を手にした。

坂本勇人は試合後、「本当にタフなゲームがずっと続いていて、今日もすごい緊迫した良いゲームだったのでホッとしました」と安堵のコメント。「やっぱり簡単には勝たせてくれないなと思ってましたけど、投手力と守備力で、ミス無く試合を運んでいけたので、こういう結果になったんじゃないかなと思います」と試合を振り返った。

 今大会は不動のレギュラーとして「2番・遊撃」で全5試合にフル出場。21打数7安打で打率.333をマークした打撃に加え、決勝では犠打を決めるなどフォアザチームに徹する姿も目立った。

 最後はウィニングボールを手に歓喜の輪に飛び込み、「プレッシャーだったり、いろんな重圧のなかでみんなで戦ってきたので。そこは僕たちしかわかりあえないものがたくさんあると思うし、みんなのホッとした顔を見て本当に嬉しかったです」とコメント。「オリンピックが開催されると決まってから、僕の一つの夢でもあったので、金メダルをとれて感無量です」と喜びを噛み締めた。

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