ラスト登板はあわやノーノーの快投
ソフトバンクは8日、今季から加入したコリン・レイ投手(31)より退団の申し入れがあり、ウエイバー公示手続きを申請すると発表した。
レイは今季入団した新助っ人の右腕で、コロナ禍の影響でチームへの合流が遅れたものの、ここまで6試合に登板して3勝1敗、防御率2.03の好成績をマーク。7月12日の楽天戦では9回2安打無失点で来日初完封勝利を挙げていたが、これがソフトバンクでのラスト登板となってしまった。
退団を決断するに至った理由について、レイは「これまで福岡ソフトバンクホークスでプレーした日々は私にとって、とても楽しいものでしたが、先日誕生した我々の赤ちゃんが早産児で誕生したため、しばらくは家族のそばから離れることができない状況になりました」と球団を通じて説明。
続けて「もし今後またホークスでプレーする機会があれば、喜んでまたみんなと一緒にプレーしたいと思います。これまでお世話になったホークス球団の皆さんの協力に心から感謝します」とコメントした。
後半戦も先発ローテーションの一角として活躍を期待されていただけに、ソフトバンクにとっては痛い助っ人退団となってしまった。