メダリストが一夜限りの共演
東京オリンピックは8日、国立競技場で閉会式が開催され、連日の熱戦に幕を下ろした。
7日にアメリカとの決勝戦(横浜)に勝利し、5戦全勝で金メダルを獲得した野球日本代表・侍ジャパンからは、2008年の北京五輪に出場していた田中将大投手(32=楽天)、決勝戦に先発した森下暢仁投手(23=広島)、東京都出身の山﨑康晃投手(28=DeNA)と鈴木誠也選手(26=広島)が参加。球界悲願の金メダルに輝いた侍たちが、他競技のメダリストとともに国立競技場を行進した。
田中らは自身のInstagram公式アカウントで場内からライブ配信も実施し、銀メダルを獲得した女子バスケットボール代表選手らと交流。同僚でもあるオコエ瑠偉外野手(24)の妹・桃仁花選手(22=富士通)や、女子卓球団体で銀メダルに輝いた石川佳純選手(28=全農)、伊藤美誠選手(20=スターツ)、平野美宇選手(21=日本生命)と即席で“共演”する様子をファンへ伝えた。
田中は同日に行われたメダリスト会見で「侍ジャパンの選手、コーチ、スタッフの方々が結束してたからこその結果だと思います。グラウンドやそれ以外のところでも沢山の方々のサポートがあってここまでこれたと思います。ありがとうございました」と感謝のコメント。
山﨑は「金メダルを取れて本当に嬉しく思います。感謝の気持ちを忘れずに、これからも大好きな野球に向き合っていきたいと思います」と意気込んでいた。
プロ野球は7月17日に開催されたオールスターゲームを区切りに五輪開催に伴う中断期間に突入しており、8月13日からリーグ戦が再開される。